一般社団法人日本呼吸器学会 公式サイト
ScholarOne Manuscripts
日本呼吸器学会英文誌 Respiratory Investigation
日本呼吸器学会誌 増刊号 学術講演会プログラム 抄録集

書誌情報

原著

非小細胞肺癌に対する抗癌剤治療の支払い意思額に関する意識調査

堀田 信之a 江口  尚b 金子  猛a 

a横浜市立大学大学院医学研究科呼吸器病学教室
b北里大学医学部公衆衛生学単位

要旨

非小細胞肺癌治療においてニボルマブ(nivolumab)は有用だが,きわめて高額な薬剤(約1,500万円/年)である.健常被検者100人を対象にアンケートを行った.回答者年齢は中央値で40代,男性45%,女性55%であった.職種は呼吸器内科医師,他科医師,看護師,その他の医療従事者,非医療従事者が各20人であった.抗癌剤治療中肺癌患者の質調整生存年算出の効用値は0.8程度と判断された.また,質調整生存年1年間あたり625万円の公的財源の使用が妥当と判断された.本議題に関する社会的議論の活性化を望む.

キーワード

非小細胞肺癌 化学療法 医療経済 費用対効果 国民皆保険 

Received 3 Jan 2018 / Accepted 25 Apr 2018
堀田 信之
〒236–0004 神奈川県横浜市金沢区福浦3–9
横浜市立大学大学院医学研究科呼吸器病学教室

日呼吸誌, 7(4): 204-211, 2018

Google Scholar著者名・キーワードは「Google Scholar™ 学術文献検索」の検索結果へリンクしています.