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日本呼吸器学会英文誌 Respiratory Investigation
日本呼吸器学会誌 増刊号 学術講演会プログラム 抄録集

書誌情報

症例

インフルエンザウイルス感染に伴い壊死性気管気管支症候群をきたした1例

山縣 俊介 岡田 信司 菅原  歩 綿貫 善太 

みやぎ県南中核病院呼吸器内科

要旨

症例は52歳,男性.インフルエンザB型と診断され抗インフルエンザ薬で治療中より,徐々に呼吸困難が増悪し当院を受診した.胸部X線写真は異常なかったが,胸部単純CTでは気管支壁に沿って広範に軟部陰影を認めた.著明な喘鳴を伴う低酸素血症のため人工呼吸管理を行った.気管支鏡検査で気管支壁に膿がびまん性に付着し,検鏡で多量のブドウ球菌,生検で粘膜の壊死を認めたため,黄色ブドウ球菌による壊死性気管気管支炎と診断した.その病態形成にはインフルエンザウイルス感染が大きく関与したと考えられた.

キーワード

インフルエンザウイルスB型 黄色ブドウ球菌 壊死性気管気管支炎 

Received 30 Nov 2016 / Accepted 31 Jan 2017
連絡先:山縣 俊介
〒989-1253 宮城県柴田郡大河原町字西38-1
みやぎ県南中核病院呼吸器内科

日呼吸誌, 6(3): 155-159, 2017

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