一般社団法人日本呼吸器学会 公式サイト
ScholarOne Manuscripts
日本呼吸器学会英文誌 Respiratory Investigation
日本呼吸器学会誌 増刊号 学術講演会プログラム 抄録集

書誌情報

原著

画像での予後悪化因子と肺Mycobacterium avium complex症

市木  拓a 渡邉  彰b 植田 聖也b 佐藤 千賀b 阿部 聖裕b 

a独立行政法人国立病院機構愛媛医療センター内科
b同 呼吸器内科

要旨

空洞や気管支拡張像,病巣の拡がりが大などの予後悪化因子と考えられる画像所見を有する肺Mycobacterium avium complex症21例の胸部X線写真の経年的変化を検討した.所見の悪化例は,1年後5%で以後漸増し,7~12年後79%となっていた.入院歴があるものが多く,死亡例など経過不良例もみられた.治療による改善,軽度改善は1年後44%にみられたが以後漸減し,悪化例が増加していた.治療効果を維持するためには,長期治療が有効である可能性もあり,それを含めたさらなる方策が必要である.

キーワード

Mycobacterium avium complex(MAC)症 胸部X線写真 空洞 気管支拡張 長期経過 

Received 13 Jun 2014 / Accepted 18 Aug 2014
連絡先:市木 拓
〒791-0281 愛媛県東温市横河原336
独立行政法人国立病院機構愛媛医療センター内科

日呼吸誌, 3(6): 783-788, 2014

Google Scholar著者名・キーワードは「Google Scholar™ 学術文献検索」の検索結果へリンクしています.