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書誌情報

特集 COPDの最新情報

Topics 7 新しい治療薬の位置付けと使い方

内田 章文 町田健太朗 井上 博雅 

鹿児島大学大学院医歯学総合研究科呼吸器内科学

要旨

安定期の慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)の薬物療法では,気管支拡張薬が中心的な役割を担っている.最近,新規の長時間作用性β2刺激薬や新規の長時間作用性ムスカリン受容体拮抗薬が臨床で使用可能となり,また両者の配合薬も開発されている.これらの新規治療薬は,より即効性で優れた気管支拡張効果,症状やQOLの改善,増悪の抑制効果が示されている.今後は,生命予後や呼吸機能の経年的低下に対する効果を検証する大規模研究が期待される.

キーワード

長時間作用性β2刺激薬(LABA) 長時間作用性ムスカリン受容体拮抗薬(LAMA) LABA/LAMA配合薬 

連絡先:井上 博雅
〒890-8520 鹿児島市桜ケ丘8-35-1
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科呼吸器内科学

日呼吸誌, 3(3): 358-365, 2014

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