Topics 5 Costimulatory/coinhibitory分子の免疫学的役割とその臨床応用
東北大学大学院医学系研究科免疫学分野
T細胞の活性化とそのコントロールをつかさどる,costimulatory/coinhibitory分子を標的とした免疫療法が臨床応用されつつある.特に,CD28阻害薬であるCTLA-4-Igは関節リウマチの治療薬として,CTLA-4阻害薬とPD-1阻害薬は癌免疫療法薬として,その有効性が注目されている.Costimulatory/coinhibitory分子を標的とした他の免疫療法薬が次々と開発されており,免疫療法のパラダイムシフトを迎えている.
Costimulatory分子 Coinhibitory分子 T細胞 免疫療法
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東北大学大学院医学系研究科免疫学分野
日呼吸誌, 3(5): 643-649, 2014