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日本呼吸器学会英文誌 Respiratory Investigation
日本呼吸器学会誌 増刊号 学術講演会プログラム 抄録集

書誌情報

症例(画像診断)

クリゾチニブ投与中に複雑性腎嚢胞を認めたALK陽性非小細胞肺癌の2例

栁谷 典子 大柳 文義 行徳  宏 西澤 弘成 宝来  威 西尾 誠人 

公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器内科

要旨

クリゾチニブ(crizotinib)投与中に,複雑性腎嚢胞を認めたanaplastic lymphoma kinase(ALK)陽性肺癌の2例を経験した.症例1は64歳の女性で,ALK陽性肺腺癌IV期と診断された.クリゾチニブによる治療を開始し,腫瘍縮小効果がみられていたが,投与5ヶ月後に両側性複雑性腎嚢胞を認めた.症例2は62歳の女性で,ALK陽性肺腺癌術後1年で脾臓転移により再発し,クリゾチニブによる治療を行った.治療開始前より単純性嚢胞を認めていたが,投与3ヶ月後,複雑性腎嚢胞に悪化した.

キーワード

非小細胞肺癌 ALK陽性肺癌 クリゾチニブ 腎嚢胞 

Received 3 Apr 2014 / Accepted 22 Aug 2014
連絡先:栁谷 典子
〒135-8500 東京都江東区有明3-8-31
公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器内科

日呼吸誌, 3(6): 809-812, 2014

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